技術委員会

第32回建築技能競技大会開催!!

事前講習会について


技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的とし、職業能力開発促進法に基づき実施されている「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」

                                                                         で す。

このことからも当組合では、技能士の取得を目指し定期的に事前講習会を実施しております。


※H27年度は、6/11(木)講師・見学含め24名、6/21(日)講師・見学含め39名で実施いたしました。





  1. 建築塗装技能競技大会
  2. 各種講習会
  3. 技能検定予備講習会
  4. 県や市の優秀技能者の推薦

 

委員会活動、近況報告

技術委員会では、当組合の技能向上を図るため、各種技能講習会、技能検定予備講習の開催と、建築塗装技能競技大会を行なっております。

また、遮熱、高反射率塗料メーカーの日本テレニクス㈱との協力による遮熱、断熱塗装工事の斡旋や技術の共有、また、専門の施工方法や、近年には伝わっていない塗装技術を有する会員の方々との知識の共有をすることにより、仕事の確保、後世に残す知識、省エネ対策に貢献できるように日々協議しております。

 

水性ゾラコートEXの研修会を開催しました。

平成25年2月26日(火曜日)。相模原塗装協同組合技術委員会では、賛助会員である関西ペイント㈱をお招きして”水性ゾラコートEX"(外部用低汚染シリコン樹脂多彩模様塗料)についての説明会を開催しました。組合員22名が出席し、皆さんとても真剣に説明を聞いていました。

”水性ゾラコートEX”とは?一般的に「多彩模様塗料」と言われる塗装材料で、水性クリアーの中にいろいろな色の水性着色粒子を入れ、この組み合わせにより多彩なデザインや立体的な模様の表現が可能な塗料です。お奨めな個所としては、住宅外壁の窯業系サイディングボード・コンクリート・モルタル・鉄部など。特に現在、タイル調の窯業系サイディングボードなどは1色で塗りつぶすか、クリアー塗装しか塗る方法がないのですが、この”水性ゾラコートEXを塗装する事により多彩な意匠性を表現出来るかと思います。また、樹脂もシリコン樹脂をしようしているため長期耐候性を確保できます。

説明が終わり、次に実演講習。こういう材料は実際に塗装してみないと、どんな塗料か感覚がわからないです。中塗りはしっかり2回塗り、その上に例のクリヤーの中に水性着色粒子が入った塗料を塗装します。軽く、やさしく、表面に載せる感じで・・・。皆さんに体験してもらいこれは”いいね”の感想を頂きました。

左の写真は、磁器タイル調の窯業系サイディングの上に、中塗りの茶色を塗装しその上に紫色をした着色粒子入りクリヤーを塗装しています。この紫色が乾燥してくるとだんだんクリヤーにいろいろな色の着色粒子がすごくいい風合いに。これは、今までの単色塗りと違ってすごく高級感の出る塗装です。ぜひ、磁器タイル調サイディング外壁にお住まいの方にはこの塗料を採用して頂きたいですね。

技能競技大会課題説明会を開催しました。

平成25年4月4日に審査される相模原塗装協同組合主催の技能競技大会。歴史は長く今年で29回目になりました。前回までは、自由課題という事で組合員のみなさんがそれぞれに創意工夫をして挑戦をしていました。今年は少し趣向を変えて「規定課題」を新たに設け、同じ課題で技術を競い合おうという事になりました。そこで、今回の課題は”砥の粉”を使う。現在の木部塗装では、殆ど使われなくなってしまった技術なのですが、木部に着色クリヤー仕上げをする際、木地に”砥の粉”を使用し目止めをし、綺麗な木目を醸し出す作業です。若い組合員の方々などはこの作業をやられたことのない方もいましたが、これが塗装技術の継承にもなっていく筈です。こうして、相模原塗装協同組合は先輩から後輩へ本当の”塗装の職人”の育成を目指しております。

遮熱・高反射率塗料の研修会を開催しました。

 相模原塗装協同組合では今話題になっております「断熱塗料」について勉強をしようと思いましたが、今現在数十社に渡り発売されていてどこの「断熱塗料」が性能が良いのか解らず悩んでいました。そこで考えた結果、私達の地元である相模原市が平成22年度相模原市トライアル発注認定製品に認定した日本テレニクス株式会社の「セラミックコートSE40・SE250」にしました。やはり、私達は地域密着でありたいので材料も相模原市で発売されている方がより良いと思い研修会を開催しました。

 後で聞いた話ですが、この「セラミックコートSE40」は断熱塗料を調べている機関があり各社の材料について性能を調べているそうですが、断熱性能について3本の指に入るそうです。

 「セラミックコートSE40・SE250」は、遮熱・高反射率塗料(通称:断熱塗料)で中空セラミックバルーンを塗料内に入れることにより遮熱・断熱の効果を備え、この中空セラミックバルーンの質と量によって遮熱・断熱効果が違うという事でした。

 建築物への塗装はもちろん熱源・冷却設備機器・プラント類への塗装もしており、遮熱・断熱・防音・防湿・結露防止・放熱・火傷防止等に効果を発揮しております。

 例えば、埼玉県内の樹脂成型工場鋼板屋根600㎡に塗装。施工前は室内温度 48.4℃。施工後は室内温度 34.3℃。とその差がなんと 14.1℃になり、こちらでは年間空調電力量が 31.5%減になったそうです。また、建築では平成22年度相模原市トライアル発注認定製品に登録されており、実際に相模湖観光案内所の屋根に緑区のイメージカラーの「若竹色」が塗装されています。こちらは、元々ガラスの三角屋根で冬でも室内温度が30℃以上になる様な施設でした。本年冬期に塗装しましたのでこの夏は温度差の期待大です。

 私達、相模原塗装協同組合では遮熱・高反射率塗料(通称:断熱塗料)のご依頼を頂ければ、この日本テレニクス株式会社「セラミックコートSE40」を推薦させて頂き施工させて頂きたいと考えております。

今後も、組合員全員が材料についての説明を出来る様、また施工も材料メーカーが意図する塗装仕様が出来る様勉強をしていきたいと考えております。

日本テレニクス株式会社
日本テレニクス株式会社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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相模原塗装協同組合懇親会にて
相模原塗装協同組合懇親会にて

技能検定予備講習

技能検定試験予備講習会開催(平成23年8月実施)
技能検定試験予備講習会開催(平成23年8月実施)

AED講習会の実施

AED講習会の実施(平成23年11月実施)
AED講習会の実施(平成23年11月実施)